2007年10月10日水曜日

ネットビジネスとリアルビジネス

リアルビジネス(ここでは実店舗を指します)では、開業しようと思っても初期費用で数百万円~数千万円コストが掛かります。
当然、本業の合間に副業としてはとてもできません。

しかし、ここで紹介するネットビジネスでは初期費用を限りなく0に押さえることができ、運営時間も短いため本業の傍らに副業としてできます。

しかもやり方によっては、実店舗以上の売上も期待できます。

まず、ネットビジネスとリアルビジネスの比較をしてみたいと思います。
ココでの比較は「初期費用」「運営コスト」「在庫リスク」「運営時間」「価格設定」「利益率」で見てみます。

【実店舗】

「初期費用」・・・数百万円~数千万円
「運営コスト」・・高い 「在庫リスク」・・大きい
「運営時間」・・・きわめて長い
「価格設定」・・・設定できる
「利益率」・・・・高い

【ネットショップ】

「初期費用」・・・数十万円~数百万円
「運営コスト」・・やや高い
「在庫リスク」・・大きい
「運営時間」・・・長い
「価格設定」・・・設定できる
「利益率」・・・・高い

【ドロップシッピング】

「初期費用」・・・数十万円
「運営コスト」・・低い
「在庫リスク」・・なし
「運営時間」・・・短い
「価格設定」・・・設定できる
「利益率」・・・・高い

【アフィリエイト】

「初期費用」・・・ほぼ0円
「運営コスト」・・低い
「在庫リスク」・・なし
「運営時間」・・・短い
「価格設定」・・・設定できない
「利益率」・・・・低い

このようになります。 ここで分かるのは、ドロプシッピングとアフィリエイトはリスクが少なく、始めるのが誰でも簡単に出来るという事です。
その為、アフィリエイトとドロプシッピングに絞って紹介していきます。

2007年10月9日火曜日

アフィリエイトを始める

アフィリエイト(affiliate)とは、英語で『提携』を意味する言葉です。

アフィリエイト・アフィリ・アフェリエイトなどとも呼ばれ、提携主がポータルサイト(ECサイト)で販売する商品をサイト管理者が自分のサイトで紹介し、それによって成果報酬が支払われるシステムです。

アフィリエイトは誰でも始めやすいこともあり、「アフィリエイター」と呼ばれるアフィリエイトをする人たちが増えてアフィリエイトの利用者が急増しています。

アフィリエイトを始めるなら、自分のサイトをホームページやブログなどで作成し、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)と呼ばれるサイトと提携しなくてはなりません。

ASPに登録したら、商品を選定してアフィリエイトの開始です。

現在はアフィリエイターが急増しており、人気の高い商品は当然、激戦区となっています。

アフィリエイトで月に5千円以上稼いでいる人は、全体の5%程度と言われています。

いまからアフィリエイトを始めようと思っている方は、これを聞いたら難色を示すでしょう。

そして大半の初心者は途中で諦めて辞めてしまうのです。

あなたはこの事を聞いてどう思われましたか?

きっと、アフィリエイトは初心者にはハードルが高いと思われたと思います。

良く考えてみてください。

諦める人たちが多いということは、あなたにチャンスがきているということです。

アフィリエイトは先発組しか勝てないことはありません。

どの業界でもそうだと思いますが、1社独占はないのです。

後発組でも十分勝てる見込みは残されています。

アフィリエイトでは何故、稼げない人が多いのだろう?

理由は簡単です。ある事に気付いていないからです。

これに気付かなければ、いくら売りたい商品が良くても稼げません。

2007年10月8日月曜日

アフィリエイトを始める【2】

アフィリエイトを始めるにあたって、重要なことは考える前に手を動かす、という事だと思います。

アフィリエイトでは、月に5千円以上稼いでいる人は全体の5%しかいません。

しかし、稼ぐのは難しいことではありません。

稼げてない人はある事に気づいていないだけです。

アフィリエイトで勝負するには、「勝てる場所」で勝負しないといけません。

アフィリエイトで勝てる場所というのは・・・「ニッチなキーワード」です。

例えば、有名ブランド品を売りたいと思ったとします。

そのブランドを売りたいなら、最低でもそのブランド名で検索エンジンに上位表示される必要があります。

仮に「ブルガリ」で検索すれば、約874万件競合サイトが存在してます。

その中であなたのサイトを上位表示させることは、かなり難しいと言っても良いでしょう。

それでも上位表示させられる位の実力があれば問題無いのでしょうが、多くの方はその実力が無いのに有名なキーワードで勝負しています。

これが、多くの稼げていない人の実態です。

では、どのような場所で勝負したら良いのでしょうか。

同じ「ブルガリ」の商品を売るにしても、ただ「ブルガリ」だけを狙った上位表示対策を施しても効果は全くと言って良いほどありません。

しかし、「ブルガリ」+「●●●●」といった複合ワードであれば・・・ 例えば「ブルガリ」+「安い」で検索したとします。

その結果、競合サイトは133万件にまで減りました。

もうお分かりでしょう?競合サイトが減るということは、あなたのサイトが上位表示される可能性が高くなる、ということです。

それだけではありません。

「ブルガリ」というキーワードで検索してくる人が、全て商品を買いたいと思っているかというと、そうではありません。

ただ「ブルガリ」の商品を調べたいだけかも知れませんし、買いたいと思っているかも知れません。

要するに、購買意欲が高いアクセスでは無いかもしれない、ということです。

しかし、「ブルガリ」+「安い」という複合ワードで検索してくる人はどうでしょう。

少なくとも「ブルガリ」だけのキーワードより購買意欲が高い人が多いと言えます。

このようなアクセスを「質が良いアクセス」と言います。

この質が良いアクセスを集める事が出来れば、例えアクセス数が少なくても、ただアクセスを集めるよりは、余程効果的と言えます。

このようにあなたが勝負する場所は、時間を掛けてでも探すべきです。

2007年10月7日日曜日

アフィリエイトを始める【3】

アフィリエイトで勝負する場所を見つけたら、次はあなたがアフィリエイトするサイトを作成します。

ホームページやブログが一般的ですが、ホームページはHTMLなどの基本的な知識が必要になってきます。

そこで「無料ブログサービス」を紹介します。

以下、主要な無料ブログサービスの一覧です。

・FC2ブログ

・SEESAAブログ

・Livedoorブログ

・Jugemブログ

・ミブログ

・269g

・忍者ブログ

・エキサイトブログ

これ以外にもたくさんあります。

非常に使いやすく、面倒なHTMLの知識も必要ありません。

また、無料ブログサービスは使いやすさだけではありません。

何と言っても、無料ブログサービスはURLがサブドメイン形式のため、検索エンジン上位表示にも非常に有効です。

たとえば、FC2の場合、http://●●●●.fc2blog/と表示されます。

SEESAAの場合、http://●●●●.seesaa.jpなど表示されます。

これが【サブドメイン】です。

Googleなどの検索エンジンの検索結果表示の際、検索エンジンによっては1つのドメインでの検索結果を制限し省略する傾向があります。

しかし、このような場合、サブディレクトリ形式では、他のユーザーのページとひとまとめにされ省略されてしまう危険性がありますが、サブドメイン形式ならば、異なるドメインと認識されるので省略されません。

その為、検索エンジン上位表示対策(SEO)ではサブディレクトリ形式より、サブドメイン形式のほうが有利と言われています。

このように無料ブログサービスは便利な機能がたくさんあります。

ブログの量産にも適しており、早い人は20分程度でブログを一つ作ってしまいます。

この無料ブログサービスを利用してアフィリエイトを行っていきます。

これを「ブログアフィリエイト」といいます。

2007年10月6日土曜日

アフィリエイトを始める【4】

自分のサイトも作成し、あとは商品を売るだけになったら、

今度はASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)に登録します。

ASPは事前にいろんなECサイトと提携しています。

アフィリエイターはASPを通してECサイトと提携して、サイトを運営していきます。

主なASP一覧

・A8net ・バリューコマース

・トラフィックゲート

・アフィリエイトB

・電脳卸

・AMAZON

・楽天

・ビッターズ

・JANet

・インフォトップ

・インフォカート

これが主なASPです。これ以外にもたくさんありますが、上記ASPと提携していればまず商品には困らないでしょう。

ASPによっては、単価の高い商品を仕入れていることもあるので良く考えて選定してください。

商品を選定したら、あなたが勝負する場所をじっくり考えてサイトを仕上げていきます。

SEOなどはここでは割愛しますが、サイトの仕上げからが本当のアフィリエイトの始まりなので、

何回も思い悩み、苦しみ抜いて結果を残していってください。

2007年10月5日金曜日

ドロップシッピングをはじめよう

ドロップシッピング(Drop Shipping)とは、日本語で言えば、「直送」という意味です。

ドロップシッピングとは、在庫を持たずにネットショップを運営し、お客様からの注文を受ける都度、あらかじめ契約しているサプライヤー(商品卸業者、メーカーなど)からお客様へ、商品を直送する仕組みです。

ネットショップと良く似ていますが、中身は全く違います。

従来の注文があったら、在庫を確認して発送業務まで一括で作業するのではなく、

ドロップシッパーは注文を受けるのみ。

後は、注文された商品を卸業者に照会し、業者からお客様のところへ送られます。

一見、ドロップシッパーにのみメリットがありそうですが、実は卸業者にもメリットがあります。

自社の製品を売ってくれる人が、営業のみに専念させることが出来る。ということです。

営業もして梱包もして発送までこなしていくなら、当然効率が悪くなり、営業活動にも影響が出ます。

それらのデメリットを一気に解消してくれるのが新しいネットショップの形【ドロップシッピング】です。

ドロップシッピングと従来のネットショップの違いは、仕入れと出荷、つまりバックヤードの部分が異なります。

お客様からはドロップシッピングだとは分かりませんが、在庫や店舗・事務所を必要としないため、リスクはとても少ないです。

2007年10月4日木曜日

ドロップシッピングをはじめよう【2】

ドロップシッピングとアフィリエイトは似たような形態になりますが、

アフィリエイトは、商品を仕入れても在庫リスクが伴わないところまでは似通ってますが

アフィリエイトは販売の主体になれません。

しかしドロップシッピングは、商品を卸価格で仕入れ好きな値段で売って良いのです。

つまり、販売の主体があなたになる訳です。

当然、アフィリエイトより利益率は高くなります。

ドロップシッピングでは、どのようなやり方があるのでしょうか?

リアルビジネスの実店舗を始めるには、数百万円~数千万円初期費用でコストが掛かってきます。

一般人が始めるには、ものすごくリスクが高いと言えます。

在庫管理もリスクとなるし、人員コストが掛かってきます。

しかしネットの世界ではリスクを非常に低く抑えられます。

しかも顧客ターゲットは全世界にいます。

人員も不要です。全てサイトがやってくれます。

その上、もし万が一店閉まいしたいと思っても簡単に出来るし、そのサイトをそのまま別の商品を売るための基盤と出来ます。

こんな事は実店舗では考えられない事でしょう?

ドロップシッピングの始め方には、いろんな方法があります。

まず「独立型」と言われる方法。

これはドロップシッピングをする方とサプライヤー(卸業者)が直接契約するやり方です。

メリットとして利益率が高く、商品開発や出荷時間などで融通が利きます。

デメリットとして、契約までのハードルが高いことが挙げられるでしょう。

商品画像や、知識も自分で仕入れるため、手間がかかります。

「プロバイダー型」 ドロップシッピングとサプライヤーの間に提携プロバイダーが存在している形態。

メリットはプロバイダーと契約するだけで、数千~数万点の商品が扱えます。

独立型と違い、契約までのハードルが低いのがプロバイダー型です。

しかし、独立型と比べると、利益率が悪くなります。

「デザイン型」 これは、自分のデザインでTシャツや、マグカップなどを販売する方法です。

海外のカフェプレスが有名で、画像をアップするだけで作れます。

また、ホームページなどを持っていなくても、カフェプレスで用意してくれます。

2007年10月3日水曜日

ドロップシッピングをはじめよう【3】

ドロップシッピングで成功するかしないかは、商材選びにかかっていると言っても過言ではありません。

基本的にどの商材でも販売できますが、ドロップシッピングに好ましい商材を選んでいきます。

商材は、結論から言うと「単価が高い物」「リピート購買が見込める物」です。

「単価が高い物」は代表で車や不動産がこれに当たるでしょう。

これらは一度の取引で、最低でも10万円以上。

粗利率が多少悪くても、十分な利益が得られます。

これらは高額な商品の為、高度な知識と情報が必要になってきます。

逆に単価が極端に低いものはあまりお薦めできません。

1個当たり10円とか20円の代物を売ったとして、例え粗利率が50%あったにしても1個あたりの利益は5円~10円になってしまいます。

商品単価と顧客利益は連動すると思われる為、あまり利益は期待できません。

モールなどの出店を考えている方は、モール代を考慮に入れれば、利益は殆ど無くなってしまいます。

また、リピートされる商材でなければ、話になりません。

ドロップシッピングは立派なビジネスなので、やはり一発屋で終われば、商売は成り立ちません。

継続して利益が見込めない物はいくらニーズがあったにしても見送るべきです。

その後の金銭的な不安はいつまでも付きまとってくるでしょう。

商材選びの第1歩は「リピートされるかどうか?」で考えた方が良いでしょう。

そのほかにも、経験がある商材か、未経験な商材か、で考えると思います。

やはり、いままで扱ってきた商材のほうが、経験則で説明もしやすいでしょうし、専門的な知識でセールスできます。

しかし、未経験商材でもなんら問題はありません。

なぜなら、未経験商材の説明は顧客の立場にたった説明ができ、顧客が求めている情報をセールスする事が出来ます。

商材選びは頭を悩ませる所でしょう。

商材は何でも良い、という訳ではありません。

顧客としても、身近に購入できる物や、日用品はわざわざドロップシッピングで購入しなくても良いのです。

しかし、いくら身近なスーパーや、ホームセンターに売ってある商材でも、リピートが見込める商材もあります。

持ち運びが面倒な物や、定期的に購入しなければならないが、重ばる商材です。

ドロップシッピングとして扱えば、重たい思いをしなくても、自宅まで届けてくれるメリットがあります。

ドロップシッピングに向かない商材としては、「季節商材」なども挙げられます。

1年の内に特定のシーズンにしか販売できない物です。

いくらニーズがあったにしても、1年に1回の収入を逃したら一生食べていけません。

「発送しにくい商材」も選ばない方が良いでしょう。

大きな商材になると決まって発送料が高くなります。

その送料は、ドロップシッピングをしているあなたか、お客様が負担することになります。

「品質が悪くなる商材」も選ばない方が良いでしょう。

食材などで、すぐ品質が悪くなる商品は「腐敗」の問題がでます。

注文から発送までよほど気を付けておかないと、クレームの嵐になったりします。

また、「ギフト商材」も敬遠した方が良いと思います。

ニーズはあっても、顧客が安定するまでに、かなりの時間を要します。

あなた自身のブランディングが出来でから挑戦してみた方が良いと思います。

2007年10月2日火曜日

ドロップシッピングをはじめよう【4】

商材についての基本的な考え方も理解して頂いたと思います。

では、商材の種類はどのようなものがあるか検証してみます。

「ニーズ商材」

ニーズ商材とは、~しなければならない。といった商品です。

例えば、ペットのトイレの砂などペットを飼っていれば必ず必要な物ですよね?

「ウォンツ商材」

ウォンツ商材とは、~してもいいかな。といった商品です。

例えば、アクセサリーなどが当てはまります。必要ではないが買ってもいいかな、といった感じです。

では「ニーズ商材」と「ウォンツ商材」はどのように分類されるか見てみましょう。

【ニーズ商材】

●名刺、プリンターのインク・製図用紙などのビジネス用品

●印鑑

●医薬品

●化粧品

●包丁・まな板

●フィルター類

●介護用ベッドなどの介護用品

●おむつ・チャイルドシートなどのベビー用品の一部

●ペットフード・トイレの砂などのペット用品の一部


【ウォンツ商材】

●食品

●飲料

●雑貨

●ファッション・小物

●アクセサリー

●ブランド品

●香水

●おもちゃ

●音楽・CD・DVD・プレイヤー

●花・植物

などに分類されます。

これはあくまで目安として見てください。

一概にニーズ、ウォンツと分けられない場合もあるからです。

ウォンツ商材である「食品」などは、時期によっては「ギフト商材」としてニーズ商材となる場合もあります。

逆も同じです。

2007年10月1日月曜日

ドロップシッピングをはじめよう【5】

ドロップシッピングを行う商材がある程度決まったら、今度はその商材の競合状況を調べます。

供給側の状況をまず調べてみます。

これは簡単です。

ヤフーや、グーグルなどの検索エンジンに商材名を打ち込み検索するだけです。

上位10位以内にはどのようなサイトが入っているんだろう?

画像や商品説明はどうだろうか?

商品価格は適正だとうか?

注文から発送までの時間は明記されているか?

などをまず調べます。

もし、このような説明、画像など適切なサイトばかりなら見送りも考える必要があります。

後発組は苦労するばかりだからです。

また、グーグルのサイト評価で「ページランク」があります。

0~10までの10段階の評価で、サイトを作ったばかりなら当然0です。

日本の最高ランクはヤフーの8で、殆どのサイトは2から5です。

この評価を基準に検索上位表示の殆どが5とかであれば見送ります。

オフラインの実店舗などは流行っているかどうかはその店舗の混み具合で分かりますが、ネットショップは非常に分かりづらいです。

しかし「ALEXA」などのツールを使い、そのサイトの人通りを調べることができます。

これはあくまでも目安ですが、競合状況の判断材料には十分なり得ます。

参考にしてみてください。また「入札価格チェックツール」で調べる方法も有効です。

自分のサイトにアクセスを導く方法に「PPC広告」があります。

グーグルではクリック数が関係しますが、ヤフーのオーバーチュアは単純に入札価格の高い順番に表示されます。

入札価格が高額になっているものは競争が激しいことになりますので避けた方が良いでしょう。

特に、ニーズ商材を扱う場合はこのPPC広告が重要な役割を担うことになるため、必ずチェックするようにしてください。

モール出店を考えている人はまず、自分が扱いたい商材の店舗の「感想」の件数を調べてみてください。

極端に少なければ、顧客は満足してないことになります。

逆に多ければ、その店舗が優秀なためなので、競合の判断材料になります。